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昨日、久しぶりに足立区教育委員会の堀越さんから電話があった。五反野小学校のCD-ROMの仕事が終わって以来だから、恐らく1年ぶりほどになる。たった1年だが、その前の2年間の密度が濃かっただけに、本当に久々の感があった。
要件は、大したものではなかった。今、五反野小の報告書のようなものを作成しているのだが、コンテクスト社で制作した映像のキャプチャー画面を使わせてくれないかとのこと。私は「大いに活用してください」と、一つ返事で快諾した。堀越さんは「また連絡するね。一杯行きましょう」と言って、電話を切った。
「五反野小学校実践紹介CD-ROM」は、同校が「新しいタイプの学校運営に関する実践研究」の指定校となっていた2003~2004年度の2年間に渡り、弊社が足立区からの委託を受けて、制作したCD-ROMである。同校の実践紹介VTR(約10分)、実践研究報告書、学習指導案などが収録されており、研究発表会等で全国各地の学校関係者や保護者などに配布された。
恐らく、画面キャプチャーは、今年度の研究発表資料に小さく掲載するものであろう。それでも、丁寧に連絡をくださるのは有り難い限りである。ある意味「当たり前」のことなのかも知れないが、以前、文章を丸ごとパクられた苦々しい経験がある私にとって、電話一本でもこうした連絡をくださることに、強い信頼感を覚える。
「コンプライアンス」が定着してきたためなのであろうか、最近は企業や公務員の方が、著作権に対する危機意識が強い。一方、出版業界はと言えば…まだまだといったところである。