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採点競技はつまらん!絶対に見ない!と公言していたにもかかわらず、トリノ五輪の女子フィギュアのフリーをテレビ観戦してしまった。わざわざ朝4時に起きてである。特に目覚ましをかけたわけではないのだが、何となく気になっていたのか、目覚めたらちょうど安藤が滑走するところだった。どうやら私の五輪大好き魂は、体内時計の中にまで組み込まれているらしい。
それにしても、優勝した荒川の演技は素晴らしかった。五輪のフィギュアは、前回、前々回と灰色の判定が続いて何ともすっきりしない決着だったが、今回は誰が見ても文句なしの結果。技術、表現、安定感の全てで、他を圧倒していたように思う。
中でも「イナバウアー」からコンビネーションジャンプの部分がスゴかった。「イナバウアー」は、リンボーダンスのように身体を後方に反らしならが弧を描いて滑る大技だが、荒川の場合、頭が氷面を向くほどに大きく反り返る。ここまで反り返ることができるのは、世界でも彼女だけらしい。
唐突に、自分はどのくらいできるんだろうと思い、誰もいなくなった事務所で一人イナバウアーをしてみたのだが…グギッ!ヘンな音がして、背中に激痛が走った。イテテテテ…。どうも私の固い体にイナバウアーは、酷すぎたようだ。