表参道ヒルズ

060428.jpg仕事で青山へ行った帰り道、表参道ヒルズに足を運んでみた。建築家の安藤忠雄氏が手がけ、同潤会青山アパートを改装するなど、何かと話題の多いこの建物。一度行ってみたいと思いつつ、何となく敷居の高さを感じて、億劫になっていた。

行く前は、同じオーナービルの六本木ヒルズを低く、平べったくしたイメージを抱いていたが、行ってみると印象はかなり異なっていた。ビルというよりも街という佇まい。比較的人が少なかったせいもあるが、空間に圧迫感はなく、ゆとりを感じることができた。どこかしら、一昔前の建物のような懐かしさも感じられる。本館は通路がらせん状になっていて、そこをずっと歩くと階段を使わずにすべての店舗を見ることができる。

だが、さすがに入っている店は、敷居が高い。高級感の塊といった感じで、メンズファッションの店なんぞ、足を踏み入れただけでも手に汗をかいてしまった。一番上の階の喫茶店は、ブレンドコーヒーがなんと1杯1,575円!いつも、ドトールやプロントのコーヒーを「美味い美味い」と言って飲んでいる自分にとっては、ちょっと縁のない飲み物だなと思った。

でも、建物自体はとても快適で魅力的である。アパートを改装した「同潤館」もなかなか面白いので、ぜひ皆さんも行ってみてほしい。