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ここ最近、「ハマっている」食べ物がある。写真がその食べ物を提供してくれるお店だが、皆さんはご存知だろうか。江戸川橋駅から歩いて4分ほどの所にある「東京麺珍亭」というラーメン店なのだが、この店が提供する「油そば」に思い切りハマッているのである。最近は、深夜に無性にこのそばが食べたくなり、事務所から往復1時間をかけて歩いて食べに行くこともある。
昨年の秋、デザイナーの林氏と夜中の2時まで「CUE」の編集作業をした後、林氏に連れられて行ったのだが、最初にこの麺を見たときは「なんじゃこれ?」と、少なからず驚いてしまった。ラーメンなはずなのにスープがない。入っているのは麺とチャーシューが1枚とメンマのみ。普通のラーメンしか食べたことがなかった私は、ちょっとしたカルチャーショックを受けてしまった。
それにしてもこの「油そば」、実に美味い。そもそも私が油っぽい食べ物に目がないこともあるのだが、酢とラー油を適度に混ぜると、油の旨みが麺に絡んで絶品である。「油そば」自体は他の店でもやっているそうだが、多くの人が「ここのが一番美味い」と口を揃える。店があまり広くないので並ぶこともしばしばだが、皆さんもぜひ行ってみてほしい。
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