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先週末から鹿児島へ行っていた本間さんが、事務所に土産を買ってきてくれた。写真がそれなのだが、いわゆる焼酎の詰め合わせ。蕎だの芋だの美味しそうな地産の焼酎が、計6本も入っている。
昨晩、仕事が終わった後に早速「芋」を一杯いただいたのだが、これがとてつもなく芋臭い!私が今まで飲んだ芋焼酎の中でも、1、2を争うほどの芋臭さである。元来、香りの強い芋焼酎が大好きな私は、大喜びで飲ませていただいた。
ここ数年のブームにより、焼酎はすっかり飲み屋の定番メニューとなった。数年前まで、日本酒の銘柄を並べる飲み屋は数多くあれど、豊富な種類の焼酎を並べるお店は、あまりなかったように思う。最近は、数十種類の焼酎を用意するお店も、珍しくなくなった。
その反面、首都圏での消費を見込んで、飲みやすい焼酎が大量に生産されるようにもなった。そのため、芋焼酎も「富乃宝山」に代表される飲みやすく、香りの弱いものが、もてはやされるようになった。根っからの芋好きにとっては、少々寂しい現象とも言える。
今回飲んだような芋臭い焼酎は、ひょっとしたら都内ではあまり流通していないのかもしれない。久々に飲んだ正統派芋焼酎(?)に、しばし酔いしれてしまった。