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先日のブログでも書いたが、ここ3週間ほど、「テレビ断ち」をしている。この話を知り合いにしたところ、「“タバコ断ち”とか“酒断ち”はよく聞くけど、“テレビ断ち”している人なんか初めて聞いた」と驚かれた。たしかに、テレビはニコチンやアルコールのように身体に直接的に害を及ぼすものではない。そんな無害なモノを敢えて「断っている」のだから、珍しがられるのも当然であろう。
だがこの「テレビ断ち」、実は密かに実践している人が増えているらしい。アメリカや韓国では「テレビ断ちネットワーク」なるものが存在し、毎年ある期間を「テレビ断ち週間」(あるいは月間)として、テレビを見ないようにする運動を展開しているそうだ。
なぜにここまでテレビを目の敵にするのか。理由は明快で、テレビが私たちの生活にまざまな悪影響を与えていると考えるからである。「悪影響」の具体的な中身については、先のブログで紹介した書籍「テレビを消せ!」を読んでみてほしい。
それにしても、人間の習慣というのは恐ろしいモノ。テレビはコンセントから抜いてあるのに、気が付いたらリモコンを握り締めて電源をプッシュ。「あれ?つかない」の繰り返し。すぐ我に帰るものの、プラグを抜いていなかったら、私の「テレビ断ち」はわずか数日で終了していたに違いない。きっと、軽度のテレビ依存症なんだろう。
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