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先日、定食屋で昼御飯を食べた後、会計をしようと財布を開いたら、やたらと小銭がかさばっているのに気づいた。これだけの小銭があると、財布の重さも尋常ではない。ポケットにしまうにも一苦労である。そう思った私は、735円の代金を
100円玉×5枚=500円
50円玉×2枚=100円(計600円)
10円玉13枚=130円(計730円)
1円玉5枚=5円(計5円)
と、いう内訳で支払った。これだけ細かいと、まるで嫌がらせのようである。さすがに申し訳ないと思い「細かくてすみません」と言うと、店員さんはニコニコした顔で「とんでもありません。助かります」と答えた。なるほど、小銭はお店にとって必要なもの。こうした客は、有難いのであろう。
その後、私はコンビニへと入り、ペットボトルの水とビールを購入した。代金は1018円。支払おうと思ったら、私の財布には万札が1枚と10円玉が1枚しかない。仕方なく、私は1万円札で支払うことにした。身軽だった私の財布は、再び身重(みおも)となってしまった。
ふと思ったのだが、最初の定食屋では、小銭を有難られた。…ということは、次のコンビニではその逆、「嫌がられた」ということになってしまう。せっかく良いことを一つしたと思っていたのに。世の中って、難しい…。
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