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土曜の夜、神楽坂で一杯飲んでいるうちに終電を逃してしまった。仕方なくタクシーで…と思ったのだが、少し気分を落ち着かせようと、夜風に当たりながら自宅の方角へトボトボと歩き始めた。最初は、後楽園あたりまでと思っていたが、白山、本駒込を越し、ついには駒込まで歩いてしまった。地下鉄の駅にして4駅分。約1時間ほどの道のりである。
それにしても、夜の道を歩くと、実にさまざまなものを目にする。飲みすぎて路上で嘔吐するサラリーマン、餌を求めて彷徨う野良猫、ベンチで寝るホームレス、慌しく店じまいをする居酒屋の店主、熱い抱擁を交わすカップル…。普段、地下鉄で通過するだけでは絶対に感じられない「街」を、そして人の悲喜交々を、歩くことで体感できた。
悲しいことや辛いことがあったとき、理不尽な思いで怒りがおさまらないとき、たまには夜道を歩いてみるのも悪くないなと思った。
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