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昨晩は、ロケの後、第一法規の環境グループの方々の“送別会”に同席させていただいた。“送別”の対象となるのは、私の第一法規在籍時代からの先輩である中沢さんと、約5年の間、一方ならぬお世話になった井坂さんのお二人。二人とも10月一杯で会社を辞められ、新たな道を歩み始める。
中沢さん、井坂さんとも陰でコンテクストを支えてくださっていた方々だけに、個人的なショックは大きい。その大きさは、ご本人たちにも分かってもらえないレベルのものだと思う。中沢さんが退職に至る経緯は、外にいる私にも納得できないし、悔しさと腹立たしさに満ちている。所詮、世の中は理不尽なことだらけ。そんな言葉で心の整理がつけられるほど、私は大人ではない。
ただ一つ救いなのは、お二人とも何かが削げ落ちたかのようにいい顔をしていらしたこと。飲み会の席でも、恨み言の一つも出てこなかった。人間、一つの「壁」を超えると強くなれるのだなと思った。