16年ぶりに

061108.jpg出張先の仙台では、三井アーバンホテルに滞在した。このホテルに泊まるのは、実に16年ぶりのこと。大学の入学手続に来たとき以来となる。当時は、ホテルの高さに圧倒され、「こんなビルに泊まれるのか!」と舞い上がっていたが、今眺めて見ると何ら変哲のない普通の建物である。だが、18の自分にとって14階建てという高さは、超高層の領域に値するものだったのだろう。町で一番高い建物が学校(4階建て)という田舎町に育ったのだから、無理もない。

出張2日目は、午前の仕事を終えた後、夕方の予定が一つキャンセルになってしまったので、午後から本間氏とともに仙台巡りをした。昼はレンタカーの中で「ずんだもち」を食べ、青葉城の上から絶景を堪能し、昔よく行ったバッティングセンターで汗を流した。まるで学生時代に戻ったかのような1日。日頃のストレスが、かなり解消されたように思う。

夜は第一法規の東北支社長さんに食事をご馳走になり、その後はホテルへ戻って、最上階のバーで閉店までウイスキーを煽った。14階から見える市街の眺めは、思いのほかこじんまりしている。きっと16年前の自分がここに来ていたら、その高さに目が眩んでいたに違いない。

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