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目黒区立五本木小学校の小林校長と危機管理アドバイザーの国崎先生にお招きいただき、五本木小学校で行われた研究授業に参加させていただいた。テーマは『こんなときどうする』と題した防犯について。子どもが下校途中に見知らぬ人から声をかけられた場合の対応について、ビデオ教材やロールプレイを用いて教えるという内容である。
研究授業というのは、ある学級の授業をほぼすべての教職員が見学し、授業の終了後にその成果や課題をディスカッションするというもの。数人の児童(特に問題を抱えている子)をピックアップして、45分間どのようにしていたか等の検証も行っている。一般的な小中学校では、定期的にこうした研究授業を開催し、授業の質的向上を図っているのである。
今回は、私も授業を見学し、その後先生方と意見交換をさせていただく場を与えていただいた。実際に授業を見ると、子どもの思わぬ反応に、担任としてどう対応するかというのはとても難しい。そんな子どもたちの不測の言動にも、担任の先生は「全体」と「個」の両方を尊重しつつ、丁寧に対応していた。教師とはプロの仕事だなと、改めて感心してしまった。
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