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私は子どもの頃、何かうまく行かないことがあった時に、他人のせいにしたがる傾向があった。例えば、約束の時間に遅れてしまった、テストの点が悪かったなど、自らの失敗や思い通りに行かない局面に対し、「そもそもこうなってしまったのは…」と、自らの責任を棚に上げて他人に責任転嫁する、そんな子どもだったと思う。末っ子の甘えというのもあったと思うが、今思えば、親兄弟には迷惑をかけたに違いない。
今はそうでない…とは絶対に言い切れないが、常にそうした人間にだけはなりたくない、なるべきではないと自らに言い聞かせている。ただ、身体のどこかに、そんな体質の一部が残っている可能性はある。だからこそ、他人のそうした一面を垣間見たとき、どうにも腹が立ってブレーキが利かなくなる。他人の嫌な所とは、鏡に映した自分自身の姿でもあるのだ。
以前、原稿をすっぽかそうとしたライターに、「そもそも貴方が…」と難癖をつけられたことがあった。その時は、怒りのボルテージが振り切れて、思い出すのも憚られるような罵詈雑言の数々を浴びせかけ、以後一切の連絡を拒んだ。今思えば、少々大人げなかったかもしれないが、他人のせいにするようなヤツが許せないのは今でも変わらないし、自分もそんな言い訳ばかりしているような人生にだけは、絶対にしたくないと思う。
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