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ディープインパクト

070112.jpg堅苦しく説教臭いの話ばかりでは…ということで、たまには競馬の話でも書いてみることにする。私は大の競馬好きで、以前は毎週のように競馬場へ足を運んでいた。最初にG1競走を生で観戦したのは、確か90年の天皇賞(春)。まだ高校生だったが、500キロを雄に超す競走馬たちが、土煙を上げながら目の前を走り去ってゆく姿に興奮し、その映像はしばらくの間、私の頭の中に焼き付いて離れなかった。

以来16年間、実にたくさんの競走馬を見てきたが、そのうちの何頭かには虜にさせられた。オグリキャップとの芦毛対決を演じたタマモクロス、どのレースでも完膚なきまでに後続をぶっち切ったナリタブライアン、後続を何十馬身も離して逃げてそのまま勝ってしまうサイレンススズカ、そして世界最高峰まで半馬身まで迫ったエルコンドルパサー。どれも思い入れの深さは尋常ではない。それ故、どれが「最強」かと言われても、容易に答えを出すことはできない。

だが、恐らく、これらの名馬をまとめて負かせてしまうのが、先日引退したディープインパクトだと思う。何しろ破壊力の次元が違う。どのレースでも、最後方の位置取りからまるで鼻歌でも歌っているかのような軽いフットワークでスルスルと進出し、最後の直線ではあっさりとライバルを置き去りにしてしまう。その姿はまさにディープインパクト。引退は残念だが、2010年にデビューする産駒たちの活躍に期待したい。

(写真は昨年のJCの時に撮影したもの。携帯カメラなので苦しい…)

comments

私も色々惚れ込んだ馬は馬はいましたが、
最強はディープですね。
ちなみに一番強いと感じたレースは天皇賞(春)でした。

フランスまでディープを観にいったkitanoさん、コメントありがとうございます。私が一番強いと思ったのは、意外でしょうが皐月賞です。3冠を確信した瞬間でした。