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人はなぜ太るのか

070207.jpg正月からダイエットをしていたのと、仕事が立て込んでろくに食事を取る時間が取れないことが合い重なり、1ヵ月で体重が5キロも落ちてしまった。ダイエットしているのだから「落ちてしまった」という表現は正しくないのだが、当初は4ヵ月かけて7キロ落とすつもりだったので、かなりのオーバーペースになっている。このままでは、無謀な逃げ馬みたく4コーナーでズルズル後退…なんてことになりそうなので、少々ペースを落とすようにしたい。

今日は本探しのため、久々に神保町へと出向いた。そして、良い機会と思い、近くにいる先輩の事務所へと足を運んだ。小一時間ほど、色々と話をしたのだが、その中で私が「ダイエットのため、炭水化物を抑え気味にしている」と言うと、先輩は「それはあまりよくない」と言って、一冊の本を取り出してきた。タイトルは『人はなぜ太るのか』(岩波新書)。結構なベストセラーになっているらしく、先輩曰く「今までのダイエット本で唯一まともな本」とのことであった。

その後、ダイエットについてあれこれ話したのだが、改めて思ったのは、先日の納豆騒動と言い「痩せる」ということは、一つのマーケットになっているのだということ。一方で、美味しいものを「食べる」市場も膨らみ続けているのだから、世の中何とも不思議なものだと思う。