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音読みか訓読みか

070219.jpg今、『子どもの安全と危機管理』のDVD制作を進めているところなのだが、その中で「大地震」という言葉が何度となく出てくる。この漢字、果たして皆さんは何と読むだろうか。答えはというと、別にどちらが正しいというわけでもないのだが、放送業界では「おおじしん」が一般的とのこと。NHKの放送用語集には、正式にそう記述されているのだとか。

いわゆる「音読み」と「訓読み」の使い分けだが、この他にも読み方で迷うケースは少なくない。特に苗字の場合は「小島」のように「こじま」だったり「おじま」だったりと、二通りの読みが存在する場合が珍しくない。また「出生届」「続柄」のように、二通り以上の読みを持つ一般名詞もある。

なお、「早急」は以前、「さっきゅう」正しい読みだったそうだが、最近は「そうきゅう」に駆逐されつつあるとのこと。「お手数」も年配の人は「おてかず」を多用するが、今はほとんどの人が「おてすう」と読む。「情緒」も以前は「じょうしょ」と読まれていた時期があるそうだ。言葉というものは、常に変化していくものだということが分かる。

comments

大地震を「だいじしん」と読むようになったのは、チャールトンヘストンが主演した映画「大地震」の広報が宣伝で広めたといわれています。

私が聞いたところによると、「大」の後に音読みがくる場合は「ダイ」、訓読みがくる場合は「オオ」だとのことです。「ダイシンサイ」(音読み)「オオオトコ」(訓読み)とか。あまりジシンがないですが。