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年が明けてから、まだ1日も休めていないどころか、土日も含めて終電帰りが続く激務が続いていたが、その最後の山場が3日・4日の週末だった。何しろ、年明けから手がけてきた「学校経営チェックポイント」とIAUDの会報5号の最終校正、福祉関連書籍のテキストのリライト、「CUE」の原稿締め切りなどが、すべて「3月5日」に設定されていたのである。言ってみれば一つの天王山。「これを乗り越えれば楽になれるはず」との思いで、気合を入れて挑んだ週末だった。
当初は土・日・月の2泊3日、いや「0泊3日」のスパルタ合宿も覚悟のつもりだったが、自分でも驚くほどの集中力を発揮し、予想を遥かに超えるスピードですべての仕事を撃破。何とか日曜日は終電で帰ることができた。こういうのを「火事場の馬鹿力」というのだろうか。自分で言うのも変だが、何者かが憑依したかのような仕事っぷりだった。
それにしても、高い集中力を発揮するためには、睡眠が大切ということを改めて痛感した。また、脳をフル回転させると良い睡眠がとれて、翌日の高い集中力につながることも分かった。以前は、忙しくなると徹夜を繰り返し、それが集中力と仕事の質の低下を招いていたように思う。「メリハリ」なんて、小学生に聞かせるような言葉の大切さを再認識した週末だった。