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取材、執筆、編集、打ち合わせ、撮影、会計経理事務、企画書の制作…等々、私の仕事は多岐にわたる。どれが楽しくてどれが楽しくないかと聞かれても、単純に割り切ることはできない。もちろん「企画書の制作」や「執筆」は、比較的好きな部類だが、うまく書けないときは苦しさもつきまとう。映像編集は「嫌い」な部類だが「撮影」は好き、デザインは苦手だが、HTMLのタグをいじるのは好き…といった具合に、分野的な法則性を見出すこともできない。
こうした数ある仕事の中で、最も集中力が求められるものは何かと聞かれれば、間違いなく「校正」と答える。うまく集中力が乗らないと、この仕事ばかりは見落とし、すなわち「ミス」が連発し、仕事の精度は大きく下がる。なので、あまり体調がよくない時や寝不足の時には、校正作業をしないようにしている。
一方で、執筆作業は、体調が悪くとも、寝不足であっても、気分的に落ち込んでいても、いったんその世界に入れば、そのすべてを消し去ることができる。決して眠くなることもない。不思議なものである。
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