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昭和39年以来、43年ぶりに「全国一斉学力テスト」が行われた。一部の市でボイコット等があったものの、全国的には大きな混乱もなく、テストは粛々と実施された。結果は、今秋にもまとめられるという。40年前「能力主義による差別を生む」として日教組から強烈な反発に合ったことを考えると隔世の感がある。時代が「競争による勝ち残り」を求めているのだから、当然といえば当然か。
何はともあれ、一体どんな問題なのやら…ということで、トライしてみることにした。…と、算数・数学は問題を見た途端にやる気が失せてしまった。ということで、小学6年と中学3年の「国語」をやってみたのだが、私の子ども時代とは問題の質がかなり変わっているのに驚いた。結構「考えさせる問題」が多いのである。
一番印象に残ったのは「今度の日曜日、町内一斉清掃をやります。参加できる方は公民館に集合してください」という電話に対し、どう対応するかという問題(小6)。模範回答は「集合時間を聞く」というものだが、なかなかよく考えた問題だなと感心してしまった。でも、これが「国語」かと聞かれれば、むしろ「コミュニケーション力」の問題のようにも思える。こんなことも学校は教えなきゃいけないんだなと、先生方の苦労が身にしみてしまった。