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キャンドルナイト

070629.jpg数日前の夜、自宅で一人、「キャンドルナイト」をした。電気を消し、エアコンも切り、少し蒸し暑い部屋の真ん中にキャンドルを灯し、焼酎の水割りでほろ酔い気分を楽しんだ。ただそれだけのことだが、とても貴重で有意義な時間に思えた。

私の場合、常に何者かに「急かされながら」生きているような感が強い。朝起きてから夜寝るまで、「何もしない時間」というのが殆どない。きっと多くの人が、多かれ少なかれ同じような状況にあるんじゃないかと思う。何もせず、じっと「考える時間」というのは、現代の生活様式においては、なかなか作り出しにくい。

煌々と光るキャンドルを見ながら、色々なことを考えた。誰にも邪魔をされない、自分一人の時間。普段、日常の多忙なスパイラルにはまり、受動的になりつつある自分の思考回路が、能動的に回転しはじめる。自分という人間を見つめ直す上でも、たまにこういう時間を持ちたいものだと思う。