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職業病

070719.jpgサッカー選手の股関節痛、Webデザイナーの肩こりや腰痛、建設従事者のじん肺疾病などなど、職業に伴う病気を「職業病」と呼ぶ。一方で、職業的な特性から身に付いた癖や習性も「職業病」と呼ばれる。あるお医者さんは、友人と別れる際に、つい「お大事に」と言ってしまうそうだが、そんな「職業病」は多くの人が気付かないうちに身についているかもしれない。

例えば、映像ディレクターは、テレビや映画を見ながら、ついカット割りやアングルを考えてしまったりする。ライターの中には、読書しているとき、文章の中身以上に、形容詞の使い方、読点の打ち方などに気を取られる人もいるだろう。いずれも勉強熱心な証拠なのだろうが、普通に物事を楽しめないジレンマもあるに違いない。

私の場合、経営者だからというわけじゃないが、物事の「採算」を頭の中で考える機会が多くなった。例えば、月極駐車場を見ると「1台3万円として6台分あるから月18万円。土地の値段が2000万円として…」と考え、ラーメン屋を見ると「客単価が800円として、1日に200人が入れば月の売上が約400万円で、店舗家賃と人件費が…」と考えたりする。これも一つの職業病だろうか。

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