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厳罰

070802.jpg横綱・朝青龍が、巡業をキャンセルしてモンゴルへ帰国し、現地でサッカーに興じていたことを理由として、2場所出場停止という重い処分を受けた。いや、「重い」というのは私の個人的な感想であって、世間的には「まだ軽い」のかもしれない。とにもかくにも、この「悪たれ横綱」の姿を今年はもう土俵上で見られないのが寂しい。

個人的には、これまでの悪行(?)の数々に対して、大した処分が下されてこなかったのに、今回だけ「2場所出場停止」とは、突飛なほどに重い処分のように思う。ひょっとしたら「一人横綱」を処分することに対し、審議委員会が躊躇していたのかもしれない。今回、白鵬という新横綱が誕生したことで、ここぞとばかりに矛先を向けたのであろう。

昨今、「ズル」と「失言」に対する世間の風辺りは非常に大きい。今回の一件も「ズル休み」を糾弾するもので、世間の風潮を受ける形で処分は厳格なものとなった。政治に目を向けても、「ズル」や「失言」には容赦ない批判が浴びせられている。もちろん、看過すべき問題ではないが、政策という本丸にももう少し目を向ける必要があろう。昔に比べて、世間に「冷静さ」と「おおらかさ」がなくなったように思うのは私だけだろうか。

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comments

処分内容は確かに私も「重い」と感じました。
ただ、相撲界における「巡業」の位置付けが、相撲ファンではない自分にはよくわからないのも事実。地方のファンへのサービスは重要である一方、本場所のような「真剣勝負」ではないワケです。要するに「金儲け」イベントですかね?年間6場所に加え巡業ばかりで力士が縛られている?ゆとりがない?現在の若者の性向を考えるに、それが事実ならば、力士という「職業」の人気凋落も仕方がないだろうし、横綱もそのあたりが耐えられなかったのかもしれません。横綱を擁護する気はありませんが。

世間はわかりませんが、八百長疑惑などもあり、相撲協会には「冷静さ」と「おおらかさ」を失っているカンジですね。

処分内容は確かに私も「重い」と感じました。
ただ、相撲界における「巡業」の位置付けが、相撲ファンではない自分にはよくわからないのも事実。地方のファンへのサービスは重要である一方、本場所のような「真剣勝負」ではないワケです。要するに「金儲け」イベントですかね?年間6場所に加え巡業ばかりで力士が縛られている?ゆとりがない?現在の若者の性向を考えるに、それが事実ならば、力士という「職業」の人気凋落も仕方がないだろうし、横綱もそのあたりが耐えられなかったのかもしれません。横綱を擁護する気はありませんが。

世間はわかりませんが、八百長疑惑などもあり、相撲協会には「冷静さ」と「おおらかさ」を失っているカンジですね。

コメントありがとうございます。
個人的には、相撲が未だ「国技」と呼ばれ、それ相応にマーケットとして成り立っているのが不思議に思うほど、昨今の相撲人気は酷いように思います。私の周辺にも相撲ファンはほとんどいませんし、相撲の話題が飲み会であがることもほとんどありません。

そんな現状にカツを入れる意味合いでの処分なのかもしれませんが、それが果たして吉と出るか凶と出るか…。

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