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過労で意識を失い、駅のホームでばったり…なんて状況には陥っていないが、ここしばらくの疲労感はかなり大きなものがある。幸い、気力が充実しているので凌いでいるものの、ひょっとしたらランナーズハイのようになっているだけで、実にとうに体力の限界は超えているのかもしれない。駅で倒れないように気をつけねば…。
なんて話を書いたのは、実は最近、立て続けに「駅で倒れる」人と遭遇したからである。一人は60代と思しき年配の男性、もう一人は20~30代と思しき女性であった。いずれも意識はあり、呼吸もしていたので人工呼吸やAEDを必要とする状況にはならなかったが、肝を冷やす思いだった。世の中が複雑になり、精神的ストレスが増えたことから体調を崩す人が増えているというが、最近やたらと倒れる人と遭遇するのも、そんな世相の表れと言えるのかもしれない。
それにしても、一つ腹立たしいことがあった。私がホームで倒れた女性の介抱をしていた時、そばにいた客の一人が駅員に向かって「早く(電車を)出せよ!アナウンスくらいしたらどうだ!」と怒鳴っていたのである。電車は約2~3分ほど停まったままだったので、気持ちは分からないでもないが、倒れている人の目の前で、そんなに声を荒げなくてもいいではないか。「申し訳ございません」と丁重に謝る駅員を見て、少々居たたまれない気持ちになってしまった。ここにもまた一つ、現代社会が抱える病巣があるような気がした。
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