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ディレクターの本間氏が、39度の熱を出したという。ひょっとしたらインフルエンザなのだろうか。今日は早々に事務所を退出し、家に帰った。聞くところによると、明日はロケなのだという。大丈夫なのだろうか…。一晩で奇跡的に熱が下がってくれることを祈るほかない。
…と、夜になって、急きょ本間氏に頼まねばならない仕事が発生してしまった。思いもよらぬ事態。とは言え、私にはやり方がよく分からないので、彼に頼むよりほかない。加えて月曜の朝までにあげてもらわねば、後工程に間に合わない。止む無く彼に電話し、事情を話してみたところ、快く「やります」と言ってくれた。申し訳なさと自らの力の無さを痛感し、ちょっとばかし情けなくなってしまった。
自営業の辛さは色々あるが、仲間に無理をさせることの辛さは、実に耐え難いものがある。ならば多少はクライアントに嫌われても「できません」と突っぱねる方がいい。でも、場合によっては、そうも行かないケースもある。数ヶ月前の話だが、うちの堀野が熱を出した時、「無理しなくていいよ」と言えなかった自分が、本当に腹立たく、情けなかった。
うちの仕事は誰かが休んでも、誰かがフォローしてくれるというものではない。大きな企業とは異なり、誰かが休んで穴をあければ、会社全体が信用を失い、“沈没”してしまう可能性すらある。そんな緊張感と緊迫感の中で、頑張ってくれているスタッフや仲間たちには、感謝しなくてはならない。
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