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絶品日本酒

071219.jpg毎年、ライターの奥村さんと旦那さんの玄さんから、お歳暮としていただいている日本酒「北翔」。いつも頂いてばかりで本当に恐縮してしまうのだが、これがもう「超」がつくほどの絶品で、毎年楽しみにしている。自信を持って断言するが、「久保田」や「〆張鶴」、「八海山」、「銀盤」などのブランド酒と比べても、圧倒的に旨い。普段はもっぱら焼酎派の私だが、この日本酒だけは別格。これが届くと、しばらくの間、焼酎を忘れ日本酒で晩酌する日々が続く。

どんな味か、説明するのは難しいが、ちゃんと「日本酒の味」がする酒とでも言おうか。「世間に媚びていない味」という表現もできる。それでいて極度に癖が強いわけでもない。純米酒でもなく、吟醸酒でもないのに、この味が出せるというのは、実は我々は何かに騙されているんじゃないか…と思ってしまう。

梱包されてきた箱には、「金銭ではお買い求めできない物が入っています。取扱いにはご注意ください」との注意書きがある。1年に1度しか飲めないこの日本酒。私にとって年末の密かな楽しみになっているが、今年はなんと3日でなくなってしまった。一升瓶だというのに…。少々、自己嫌悪に陥ってしまった。

2007年12月19日 0:22

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