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長く一緒に仕事をしていると、いつしかお互いに「甘え」が出てしまうことがある。そうした甘えは、仕事を「頼む側」に「締切りやギャランティ等をきちんと示さない」「仕事の振り方がいい加減」などの問題を生み、「頼まれる側」で言えば「締切りを守らない」「頼む側の依頼をよく聞かずに自分勝手に進める」などの問題を生む。仕事を始めた当初は踏んでいた手続が、いつの間にかないがしろにされ、それが思わぬ関係の悪化やトラブルを招くケースは少なくない。
これは私自身への反省も踏まえて言わせてもらえば、この部分の「線引き」をきちんとすることは、仕事を長く続けていく上での「知恵」だと考えている。いくら親しくなって、お互いが分かり合えたような気になっても、互いが甘えあうような関係性は長くは続かないし、質の高い仕事もできない。それは家族や夫婦においても同様で、どこかで相手を尊重し、甘えすぎない「線引き」をすることが、はやりの言葉で言う「サステナブル」な関係性なんだと思う。
だが、そうしたスタンスを理解してもらうのは、なかなかにして難しい。冷たく突き放すことで、へそを曲げられてしまうこともある。弁解させてもらえば、その人と長く仕事をしていきたいからこそ、私はそうしたスタンスで接するのである。多少、不快な思いはされても、いずれ理解してもらえるものと考え、こうした姿勢は今後も貫いていきたい。
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