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ここ数年、米Apple社の逆襲が凄い。5年ほど前まで、同社が販売するマッキントッシュコンピュータは、ウインドウズの圧倒的なシェアの前に苦戦を強いられ、会社全体としても鳴かず飛ばずの状態でいた。だが、「i-Pod」が全世界で爆発的に普及したことを契機として、形勢は大きく変わりつつある。
今回発表した「MacBook Air」は、薄さ20ミリ以下、重量1.36キロを誇る超軽量・薄型で、そのフォルムは「i-Pod nano」を彷彿とさせる。機能的にも大きく変化があり、タッチパネルを「つまむ→画像の縮小」「つまんで回す→画像の回転」「3本指ではらう→画像の切り替え」など、遊び心満載の仕様となっている。どことなく「i-Pod」の操作性に類似している点は、「i-Pod」ユーザーのMacへの取り込みを画策してのことであろう。
一つのヒット商品ができると、会社はそれを基点に一気に「攻め」に転じることができる。「DS」や「Wii」のヒットでV字回復を遂げた任天堂も、そんな企業の一つであろう。そうした企業経営の法則は、うちのような小さな会社においても、決して当てはまらないではない。「基点」となるプロジェクトの必要性を、強く感じてしまった。