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「手書き」へのこだわり

080305.jpg請求書などの書類を送る際、まどろっこしい奴だと思われるのを承知で、私は必ず「一筆」を添えることにしている。請求書なんぞ、いわゆる事務的書類の代表格みたいなもので、そこに一筆を加える必要なんぞないのだろうが、なぜか書類のみで送ることに抵抗感を覚えてしまう。もらった側が冷たさを感じてしまうのでは…との配慮なのだが、単に古臭くて封建的なだけなのかもしれない。

ただ、手書きの文章には「味」がある。今日、とある基幹企業の会長さんのインタビューで、こんな話が出た。「手書きの文字を見れば、書き手の感情が伝わってくる。でも、最近は電子化が進み、直筆の文字を書く機会がめっきり少なくなった。」なるほど、確かに手書きの文字を読むと、どこかその人の“温かさ”や“優しさ”が伝わってきて嬉しいものがある。そんな“嬉しさ”を相手にも感じてもらいたいというのが、私の中にあるのかもしれない。

そんなこともあり、私はなるべく「手書きの一筆」を添える機会を意図的に作り出すようにしている。日本漢字能力検定協会の方から聞いた話だが、手書きをしている時の脳は非常に活発に活動するらしく、逆に携帯メールをしている時の脳はほとんど活動しないらしい。「ボケ防止」という観点からも、今後も「手で書く」習慣を大切にしたい。

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comments

私が貴殿からビジネス書類を受け取っていた当時、その手書きの「一筆」から、顧客やビジネスパートナーを大切にする気持ちが十分に伝わってましたよ!
・・・ただ伝わってくる文、捨てることができず困りましたが^^

招き猫男さん、そんなこと覚えていてくださっていて恐縮です。でも、もらった側にそんなジレンマがあるとは!でも、いいんです。読んだ後はひと思いに捨ててください!

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