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やくざなマンション

080307.jpgスルガコーポレーションが、土地の立ち退き交渉を暴力団系の会社に依頼していたことが発覚した。対象となっているのは、東京都内の千代田区、港区、渋谷区等にあるビル計5件。依頼にかかわる提供資金は総額150億円にも上り、そのうちかなりの金額が山口組系の暴力団の懐に入ったと言われる。

なぜ、こんな話題をブログに書くのかというと、この話、私に無関係ではないからである。実は今住んでいるマンションが、スルガコーポレーションの物件なのだ。購入したのは今から約5年前。当時はもちろん、この事件が明るみに出るまで、そんな卑怯な手口を使っている会社だとはまったくもって知らなかった。幸い、問題となっている物件ではないものの、影響は少なからずある。不動産価値も、少なからず下がっているに違いない。

もちろん、そうした事実を知っていれば、購入しなかったに違いない。だが、一度買ってしまったものだから、今さら手放すわけにもいかない。メーカーの不祥事ならすぐに不買運動等が置き、会社も大ダメージを負うが、ここが不動産屋の強みなんだろう。何とも腹立たしい思いがする。

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