日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
昔からそうなのだが、「キミはまだ若いから」と言われることに対し、強い嫌悪感を覚える。年齢は関係ない。実力だけが勝負。そして自分の実力はきっと「若く」はないはず。きっと心の中でそう思っているからに違いない。事実、普通の勤め人以上に、個人の「腕」が問われるフィールドに自分は立っているし、「青い」仕事はしていないと思う。
日本人の意識は「学年」という区切りに強く縛られている。自分の学年を基準に「先輩」「後輩」を分け、後輩たるものは先輩に敬語を使う。その関係性は社会人になってからも続き、会社に入って数年は「入社年次」の力学が強く働く。言ってみれば、会社の中にも「学年」があるようなものだ。
とはいえ、「学年」に支配された社会的構造、それに付随する慣習を否定する気はない。先輩・後輩の関係性、仕事における上下関係は、むしろフラットな関係性よりも心地よく、楽でいられるようにも思う。どちらかといえば「体育会系」の私は、そうした関係性が嫌いではない。
しかし矛盾するようだが、「若さ」を理由に甘くみられたり、気を使われたりすることは好きではない。「キミはまだ若いのだから」という発言のどこかには、年齢を重ねていることに対する驕りが見え隠れするのだ。…と、こんな事をつらつらと書いたが、思えばここ数年は「キミはまだ若いから」なんて、言われなくなった。きっと、自分はもう「若く」ないんだろう。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.con-text.co.jp/mt/mt-tb.cgi/732