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1泊2日の出張で、山梨県の甲府へ行ってきた。木曜は、東京で昼の取材を終えた後、その足で「あずさ」に乗って甲府入りし、夕方から山梨県立大学の堀井先生と打ち合わせ(…という名目の飲み会)。金曜はライターの長尾さんと合流し、同大学で講師を務める永井達彦先生にインタビューをさせていただいた。
永井先生は、山梨県内の小中学校で教員・校長を務め、定年退職後は県の教育センターや県立大学で後進の指導にあたっている。中学校赴任時は、いわゆる「荒れた学校」に赴任することが多く、その当時の思い出話を語っていただいたが、教師という仕事の大変さを改めて痛感し、頭の下がる思いがした。そんな苦労話を楽しそうに語る永井先生の目には、自分が携わってきた子どもたちへの愛情が満ち溢れていた。
取材の中で最も印象に残った言葉は、何事も「信じて待つ」ということ。きっと教師という仕事に限らず、すべての職業人に求められる資質なんだろう。だが、簡単なようでこれがなかなか難しい。心配性でせっかちな私は、「信じる」ことも「待つ」こともできておらず、大いに反省させられてしまった。
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