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昨日は「特色ある学校づくり」(第一法規)の取材で、ライターの鈴木さんとともに新潟県新潟市へ。同市立白新中学校にお邪魔し、教育実践について取材をさせていただきました。ご対応くださったのは教頭の上野先生と研究主任の伏見先生のお二人で、とても丁寧かつ分かりやすく実践をご説明くださり、取材はかつてないほどスムーズかつ楽しいものでした。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
同校ではここ数年来、いわゆる「地域人材の活用」に取り組んでいるのですが、特筆すべきは教育活動の本丸とも言える「教科の授業」において、それを進めている点です。昨今、地域人材の活用そのものは珍しくなくなってきていますが、その多くは特別活動や「総合的な学習の時間」などの課外活動での実践であり、白新中のように年に数回、全教科で地域の人を講師として招き、授業をしてもらっている例は、恐らく他を探してもないものと思われます。詳細は8月発行の「特色ある学校づくり」の追録第11-12号でご紹介しますが、色々な意味で素晴らしい実践で、鈴木さんと二人で感銘を受けまくって帰ってきました。
ところでこの白新中学校、漫画家の水島新司さんの出身校だそうで、今でも記念行事等には顔を出されることがあるとのことです。代表作『ドカベン』で、「白新高校」という学校が登場するのですが、この名称は水島さんの母校であるこの中学校からとったもののようです。『ドカベン』を全48巻完読した私としては、その意味でも少々感慨深い取材でした。
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