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野茂英雄が引退した。私の大好きな野球選手、時代のヒーローがまた一人、グラウンドを去った。彼を初めて観たのは1990年の「みどりの日」に行われた藤井寺球場での対オリックス戦。当時私は高校3年生で、3つ年上のスーパールーキーの度派手な奪三振劇に、友人とともに興奮しまくったものだった。
それから5年間、彼は日本プロ野球界で最多勝4回をはじめとする数々の実績を残し、95年にメジャーリーグに挑戦。ちょうどその年、私は社会人となった。仕事で辛い思いをしていた頃、海を渡った彼の大活躍は、私にとって大いなる励みであった。その後、彼は山あり谷ありの野球人生を歩むが、それは私自身の人生の浮き沈みともシンクロしていて、いつもその動向が気になっていた。
メジャーで123勝をあげ、日本人メジャーリーガーの先駆者となった彼の引退は、一つの時代の終焉でもある。引退に際し、彼は「悔いは残る」と言った。ボロボロになっても現役にこだわった彼らしい言葉だが、「もう十分夢は見させてもらった。ありがとう」と心から言いたい。
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