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9月11日といえば、アメリカで「同時多発テロ」が起きた日。今年は2008年なので、もう7年もの歳月が経った計算になる。思い返せば、私はまだ20代でフリーランスの身であった。ついでに言えば、超がつくほどのビンボーだった。あれから7年が経ち、私の状況は周囲も含め、大きく変わった。嫌というほどに7年という年月の長さを痛感してしまう。
一方で、事故の記憶は昨日の出来事のように、鮮明に思い出せる。2機目の飛行機が衝突する瞬間は、偶然にもNHKがリアルタイムでとらえ、私もその瞬間を目撃した。飛行機がビルに突っ込むという非現実的な映像に、悲しみも怒りも沸かず、ただただ「驚愕」させられていたように思う。
7年が経った今年、アメリカでは大統領選挙が行われ、「正義のための戦争」の名の下に世界中を混乱の渦に巻き込んだジョージ・ブッシュが退く。日本でも新しい首相が生まれるが、これから先の7年が、どんな7年になるのか。私自身の7年も含め想像もつかないが、ただ「平穏・平和な日々」であってほしいなとだけ思う。
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