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「ダービーオーナーになるのは、一国の宰相になるよりも難しい」という格言がある。かなり誇張した格言ではあるが、確かにダービー馬の馬主になるのは難しい。日本では金子真人氏が2年連続でダービーオーナーとなったが、活躍馬を多数出しているオーナーブリーダーでも、未だダービーだけは獲ったことがないという人は多い。
日本の首相がまたも交代した。前安倍首相に次いで、またもわずか1年での政権交代劇。海外メディアからすれば「日本の政治はいったいどうなっているんだ!?」と不思議でたまらないであろう。
ふと、ここ20年ほどで、日本の首相が何人いるのか、気になって調べてみた。
○過去20年の日本の首相(かっこ内は在籍日数)
・竹下登(576)
・宇野宗佑(69)
・海部俊樹(818)
・宮沢喜一(644)
・細川護煕(263)
・羽田孜(64)
・村山富市(561)
・橋本龍太郎(932)
・小渕恵三(616)
・森喜朗(387)
・小泉純一郎(1980)
・安倍晋三(366)
・福田康夫
・?
合計なんと14人。一人平均で2年ももっていない計算になる。
一方「ダービーオーナー」は20年で18人。冒頭の格言も、あながち間違っていないような気がしてきた。
ちなみに「横綱」は過去20年で7人しか生まれていない。しかもうち4人は外国人!!日本人は若貴兄弟と旭富士の3人だけという有様である。
どうやら「横綱になるのは、総理大臣になるより難しい」という格言は、間違いがなさそうだ・・・。
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