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今日は、「特色ある学校づくり」の原稿執筆依頼で、東京都郊外のある中学校へと行って来た。執筆をお願いするのは、その学校の校長先生なのだが、とにかくネタの豊富な方で、教育談義に花が咲き、気が付いたら1時間以上も話し込んでしまった。
もうそろそろ帰らねば・・・と思っていた矢先、部屋に副校長先生が入ってきた。「校長先生、ちょっとよろしいですか?」と、ちょっと神妙な様子。聞くところによると、プールの授業で気持ちが悪くなった生徒が、保健室で寝ていたところ、意識不明になってしまったのだという。校長先生は、関係各所への連絡を指示し、保健室へ飛んでいった。思いがけない形で、私は学校を後にすることとなった。
そういえば6年ほど前、魚津市の小学校へ取材にへ行ったとき、「学校近くに強盗犯が逃げ込んだ」との情報が学校に入り、同じく取材打ち切りとなったことがあった。危機が訪れたとき、学校が実際にどう動くのかという、滅多にお目にかかれない現場を2度も目の当たりにしたこととなる。自分は疫病神なのか、はたまた学校において「危機」はさほど珍しくないのだろうか・・・。
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