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CUE2008秋号の色校チェックが完了し、無事に手を放れた。本誌は創刊準備号から数えてこれが14号目。結構な数になったもんだ・・・と振り返りつつ、これだけ多くの人間が携わっているにもかかわらず、これまで発行遅延が一度もなく来ていることの意味を改めて噛みしめてみる。
実を言えば「ピンチ」は幾度となくあった。締め切り直前まで取材のアポが取れず焦りまくったこともあれば、予定していたインタビュー対象者にドタキャンされたこともあった。入稿直前に、取材先の先生から内容改変を指示され調整に奔走したこともあれば、他の仕事とバッティングして徹夜でゲラを読んだこともあった。思い返せば、創刊準備号は、デザイナーの林氏と夜中の2時過ぎまで、編集作業を共にしてのスタートだった。
各ライターさんにしても、取材先で体調を崩したり、身内に不幸があったりと、さまざまな苦難があったに違いない。それでも「CUE」は、一度も発行が遅れることはなかった。それは、各々が「責任」をきちんと果たしてきたからに他ならない。
「納期に間に合わない」という事態ほど、プロの編集者として恥ずかしいことはない。それは、どんな理由であろうとも同じ。「依頼した人からの入稿が遅れた」は無論のこと、「身体を壊した」「身内に不幸があった」なども、言い訳にはならないと私は思う。そうした不測の事態をきちんと計算に入れて間に合わせるというのが、真のプロフェッショナルではなかろうか。
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