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オリックスバッファローズの清原和博が引退した。今日、引退試合が行われた。夕方6時くらいから、その試合の模様が気になって、思わず「BBbroadcast」をダウンロードし、リアルタイムでその模様を観ることにした。
中学校2年生の時、どうしても彼の姿が観たくて、一人で大阪の街に繰り出し、西宮球場で「阪急×西武」の試合を観戦したことがある。当時、清原は入団1年目。スーパールーキーの名に相応しい大活躍で、本塁打を量産していた。
3打席目、彼が放った打球は、高々と上空に舞い上がり、右中間スタンドへと飛び込んだ。一塁ベースを回り力強く右腕を突き上げる。そんな彼の姿を観て、私はすっかり虜になってしまった。
残念ながら、私が彼の豪快な本塁打を生で観たのは、それが最後となった。そして今日がラストゲーム。最終打席、高めのストレートにバットは空を切り、現役最後の打席は三振で幕を閉じた。彼らしいフルスイングだったが、そこに全盛期の面影はなかった。
引退に際し、多くの人たちが彼にはなむけの言葉を贈った。そんな中、思わず目頭が熱くなった言葉がある。盟友・桑田真澄の一言だ。
「僕は彼が世界一の打者だと思う」
結局タイトルとは無縁で、晩年は膝の故障で満足に活躍できなかった清原だったが、西武時代、ここぞという場面で必ずといっていいほど期待に応え、チームを10年で9回優勝に導いた「4番・清原」は、私も世界一のバッターだったと思う。
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