2009年03月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

凸凹と凹凸

081006.jpg今日、インターネットのサイトでで、ワケあって「でこぼこ」について調べていた。「でこぼこ」で検索しても目的のページは見当たらず、漢字で「凸凹」を検索してみた。それでも欲しい情報は見当たらず・・・あきらめかけたところで、ふと「凸凹」の逆、「凹凸」で調べてみようと思った。するとほどなく、目的のページを見つけることができた。

「凸凹」は「でこぼこ」と読むが、これが逆の「凹凸」になると、読み方は「おうとつ」となる。すなわち、「訓読み」から「音読み」に変わるのである。何とも不思議な気がするが、思えば日本語には語順が逆転すると、読み方の法則までもが逆転する熟語が、少なからずある。

右左(みぎひだり:訓訓読み)/左右(さゆう:音音読み)
裏表(うらおもて:訓訓読み)/表裏(ひょうり:音音読み)

この辺の複雑さは、きっと日本語を学ぶ外国人にはややこしくて仕方がないことだろう。

ところで、「凹」「凸」や「卍」などの文字にも、正しい書き順がある。

【凹凸卍の書き順】
http://www.akatsukinishisu.net/kanji/dekoboko.html

普段、自分はどう書いているのだろう・・・と思い、手元のメモに書いてみて気付いた。書いたことがない。生まれてこのかた、この字を手で「書いたことがない」ことに気付いたのである。普通に暮らしていればそうだよな・・・。

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.con-text.co.jp/mt/mt-tb.cgi/880

comment submit