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私は以前、自宅を事務所と兼ねていた時期がある。当然、当時は名刺にも自宅の住所が記載されていて、用事がある人はそこにかけてこられた。その後、事務所を自宅とは別に持つようになったのだが、約1年ほどは古い名刺を持っている人が、幾人か自宅に電話をかけてこられた。そんな電話も、1年を過ぎるとほとんどかかってこなくなった。
しかし、事務所を外にもってから2年以上も経ったある日、自宅の留守電に、仕事関係の方からの伝言が吹き込まれていた。日本漢字能力検定協会の多和さんからで、「ある方に佐藤さんを紹介された。できれば連絡を取りたい」との伝言が吹き込まれていた。その後、私は多和さんに連絡を取り、仕事を一ついただくことになるのだが、今にして思えばよくぞ留守電に吹き込んでくださったものだと思う。会社の名刺にある電話番号にかけて、一般家庭の留守録メッセージが流れたら、多くの人は「何かの間違いか・・・」と思い、そのまま切ってしまうであろう。
仕事ができる・できないとは何だろうかとよく自問自答するのだが、最近思うのは「ちょっとした勇気」をもって、相手の懐に飛び込んでいけるか否かが、実は非常に大きな要素であるということ。営業にせよ、取材にせよ、撮影にせよ、ごく普通のお願いごとにせよ、自らの失敗や恥を恐れず、思い切って飛び込んでみる「勇気」こそが、仕事やプロジェクトを前に推し進めるのであろう。「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」とはよく言ったもんである。まあ、多和さんの場合、おそらくそれが「勇気」とも屁とも思っていないであろうが・・・。(笑)
※写真は自宅の留守電。多和さんのメッセージが吹き込まれて依頼、この電話の留守録機能が働いたのは数えるほどしかありません。(笑)
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