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日曜日、久々に生で競馬中継を見た。メインレースはジャパンカップ。海外の有力馬を招き、日本のトップホースが迎え撃つレースなのだが、今年は3世代の日本ダービー馬がそろうなど、なかなかのメンバー構成となった。レースは伏兵のスクリーンヒーローが勝ち、1番人気のディープスカイが2着、2番人気のウォッカが3着となった。
いつも思うのだが、競馬実況をするアナウンサーの話術というのは本当に素晴らしい(というか恐れ入る)。競馬では、最後の直線で各馬がしのぎを削り合い、めまぐるしく状況が入れ替わるのだが、そんな状況を実に的確に表現する。そして時には、気の利いた言葉で筋書きのないドラマを演出する。今日も、スクリーンヒーローがトップでゴールした瞬間、馬名に掛けて「緑のターフが銀幕に変わりました」との実況があったが、まさかこの馬が勝つとは誰もが思っていない中、よくぞそんなアドリブが出てくるものだと、感心しまくってしまった。
文章を書く能力というのは、後天的な努力ではカバーできない才能やセンスというのが少なからずあるが、アナウンサーの表現力は、それ以上に天賦の才に負うところが大きいのだろうなと思った。スポーツ中継は、プレーする選手も真剣勝負なら、実況するアナウンサーもやり直しの利かない一回勝負。だからこそ、観るものを引きつけるのだろう。
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