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昨日のブログは失礼いたいました。少々深酒しながら書いたもので、我ながら半分どうかしていたと思います。大学時代の後輩から心配のメールをもらい、「らしくない」と叱咤され、大いに励まされた次第です。ただ、私とて人の子。思わぬ出来事や逆らえぬ時流に、時には傷ついて悩んだり、対処しきれないストレスにさらされたりすることもあります。
そんなこんなで、昨日のことは、もう触れないでください。(笑)
(ブログに書いたことは大いに反省いたしまする。)
さて、今日は久々に自分の古巣である第一法規に出向き、ある商品の企画会議に出席しました。詳しいことは書けませんが、その商品は書籍とWebサイトがセットになったサービスです。今ではなんら珍しくない形ですが、私が在籍していた9年前を考えると、時代は隔世の感があります。
一言に「法律」といいますが、中身は非常に難解で、一般の人がその条文を読んでも、わかるようなわからないようなものも多々あります。第一法規は、おそらくそうした難解な法律の条文を、よく噛み砕いて、皆が理解できる形で提供することを、一つの社会的使命としている会社だと思います。
その意味で、今回の企画は、非常に前向きに議論が進み、よい商品ができそうです。
実は、今日の会議で出てきた話は、非常に「前向き」な一方で、突き詰めていくと、うちの会社の出る幕がなくなってしまうかもしれないという話でもありました。
でも、それがベストの形であれば、なんら未練はありません。そんなことより、より良いサービスとは何か、難解な法律を分かりやすく、効率的に伝えるためにはどうすればよいかという部分で、本質的な議論ができたことに満足感を覚えています。
俗っぽい言い方になりますが、制作物には愛がこもっていないといけません。その愛とは、それを手にとって読む人への思いやりであり配慮だと思っています。それを極めていくことこそが、うちの会社が目指すべき方向性であることを再認識した一日でした。売上や利益は、後からついてくることでしょう。
いよいよ年の瀬、うちの会社もいろいろと忙しくなってきましたが、再度気合を入れて頑張ろうと思います。皆さんも、どうぞお体にはお気をつけて。
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