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澤田です。先々週の日曜日、吉祥寺に映画を観に行ってきました。近しい人に「『ゲゲゲの鬼太郎』の実写版を観に行こう」と誘われ映画館に赴いた次第ですが、私自身はといえば「23にもなって何がゲゲゲか!」とひたすら毒づいておりました。どうせ子ども向けの生ぬるい作品に仕上がっているのだろうと、タカをくくっていたのであります。
ところがどっこいです。「ゲゲゲの鬼太郎」実写版には、韓流映画にも匹敵する悲しい男女の恋模様が描かれていたのでございます。
ストーリーのあらましは、【持つものに絶大な力を与える『妖怪石』を巡り、人間を守る鬼太郎と人間界征服をもくろむ邪悪な狐の妖怪が戦う!!!】という、シンプルで感情移入しやすい構成になっていました。しかし問題は、『妖怪石』を誰が手に入れるのか、なんてことではありません。猫娘です。正確に言えば、鬼太郎の猫娘に対する扱いがヒドすぎるのであります。以下参照あれ。
ひょんなことから『妖怪石』を手に入れてしまった一人の少年と、その姉・実花。邪悪な狐妖怪に狙われる幼い姉弟を守るべく、鬼太郎は今日も下駄を飛ばす。次第に加熱する戦いに、ゲゲゲの森では作戦会議。猫娘は目玉おやじに「父さん」と話しかける。しかし鬼太郎「気安く『父さん』なんて呼ぶなよ!」と間髪入れず猫娘を叱責。「ごめんね」と気まずそうに微笑む猫娘。こなきじじいも思わずうつむく。その後、戦いは激化。敵の魔の手から体を張って愛しの鬼太郎を守る猫娘。しかし鬼太郎、少年の姉・実花にベタ惚れ。一緒に写メールとかも撮っちゃう。そんなこんなでいつの間にやら敵を撃破。平和を取り戻した後も、互いに惹かれ合う実花と鬼太郎。だが掟で妖怪と人間の恋は禁じられている。この事態を重く見た目玉おやじ。妖怪・もの忘れを召喚。妖力を使い実花の記憶から鬼太郎を消滅させる。それでも実花を忘れられない鬼太郎。意を決して実花に会いに行くが「あなた、誰?」の一言であっさり撃沈。傷心のまま帰宅する。そして感動のラストシーン。「墓の下倶楽部」なる渋谷のclubまがいの場所で酒をかっ食らう鬼太郎。そんな鬼太郎に、猫娘はそっと優しく語りかける。「また父さんにやられちゃったの?」猫娘の言葉に「まぁね」と素っ気ない返事をする鬼太郎。そして猫娘、最後に悲しい笑顔を浮かべてこう呟く。
「いつものことじゃない。さぁ、何もかも忘れて踊りましょうよ」
私は、泣きそうになりました。そこで一言、言わせていただきます。
鬼太郎よ。この際、人間のことなんてどうだっていい。今すぐ猫娘にプロポーズでもしてやんなさい。「まだ遊びたいよぉ~」なんて言い訳は通じません。あんた今年で、350歳なんだから…。
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by ダチーノ :June 5, 2007 04:58 AM
社内ブログということで「どんな真面目な内容を書いてるんだろう」と思ってみたらコレですよ(笑)。よかった、かしこまってなくって♪いつもの調子でよいです○
さりげなくちょくちょく見てますので、是非とも続けてくださいな★
そしてこちらのブログに対抗するわけでもないのですが、わが社のブログにも是非遊びに来てください。たまに私も出てますから。暇つぶしにはピッタリですよ~。
(ちょっと恥ずかしいのでURLは載せません。探し当ててください。)
by sawada :June 5, 2007 10:38 AM
ダチーノさん、コメントありがとう!いやぁ~知り合いにコメント書かれると嬉し恥ずかしって感じですね。何だか机の下に避難したくなります!
ダチーノさんの社内ブログ、実は私すでに見てます。それもかなりの頻度で…。この前は何やら取材をなさっていたみたいで。ダチーノさんは文章構成もうまいし、内容も面白いです!個人ブログと併せてこれからも楽しみにしてます。