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澤田です。前回に引き続き、『CUE』ができ上がるまでの工程をシリーズで掲載します。今回は、“取材編”です。『CUE』について詳しく知りたい方は、『CUEができるまで(1)~企画編~』をご覧ください!
《肉が食べたい》
企画が決定した後、最初に行うのが“取材依頼”です。通常、1つの記事に対して必ず1回は、その道の専門家や学校に対して取材を行います。インターネットで検索した情報だけを頼りに記事を作成することは、まずありえません。取材を行うことで、情報の精度と説得力を上げるだけでなく、提供された写真や資料などで誌面のビジュアルを読みやすいものに仕上げることができるのですね。
で、どうやって取材許可を頂くのか?
一言でいえば、気合いです。とにかくひたすら電話をしまくって、取材を受けていただける企業や学校を探し出します。といっても、ただ闇雲に取材をお願いするというわけでもなく、対象企業が雑誌の特性に見合っているか、事前にリサーチを行います。『CUE』の場合、取材する企業が子どもや学校を対象としたビジネスなり活動なりを行っているか(あるいは実績があるか)ということがネックになってくるのです。ここら辺は、『企画編』で説明した基準と共通点があるのではないかと思います。
実際に取材を受けて頂けることになったら、今度は“取材依頼書”を作成します。これによって、取材のための正式な手続きが完了するわけですね。大まかな項目としては、1:出版物の概要(発行部数、対象読者、本誌の内容など)、2:依頼の概要(どのような主旨の企画なのか、また主な質問項目などを明記)、3:取材の日取り(取材を行う日時や場所などを明記)などがあります。場合によっては、これに取材料などを書き加えることもありますが、ほとんどの場合、無報酬で取材を受けて頂いています。だからこそ、発行部数や企画内容が重要になってくるのですね~。
そして、取材当日。
指定された取材場所には、遅くとも10分前には到着しているのがベストでしょう。私の場合、最初の取材の時は、30分前に最寄り駅に到着しました。取材場所は、駅から徒歩5分。完璧です。入社2ヵ月にしてビジネスマンの鏡のような私。が、しかし、実際に取材が始まったのは、指定された時間から20分後。つまり、遅刻をしてしまったわけです。何故か??駅から思いっきり逆走してしまったからです。単純ですね。浅はかですね。その時は、佐藤が先に取材場所へ向かってくれたから良かったものの、本当だったら土下座&菓子折り郵送ものです。方向感覚に自信のない方は、ゴルゴ13のごとく現場を下見しておくことをお勧めします。
インタビューの方法についてお知りになりたい方は、『ノッポさんに会った日』をご覧ください◎
(3に続けばいいと思う)
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