撮影

澤田です。先日佐藤のブログでも紹介されましたが、この夏にリリースされる映像教材(発売元・第一法規)の撮影に私も同行してきました。昨日は某大手企業の社内研修用のコンプライアンスドラマを撮るため、浅草に行ってきたところです。

「コンプライアンス」とは、「法令順守」のことを意味します。(今さらの説明ですが…)。よってコンテクストが制作しているドラマとは、企業が存続していく上で守るべき法律や社会的責任について、解説を交えながら分かりやすく説明していくモノなのです。

しかしコンプライアンスと一口に言っても、様々なルールが存在します。昨日撮影を行ったのは「個人情報保護」編。このテーマは某大手企業が扱う商品の性質にピッタリと即しており、顧客のプライバシーを死守せんとするその企業努力には頭の下がる思いです。(決してヤバイ商品ではありません。人畜無害です)私は“ほぼAD”的存在として撮影を手伝わさせてもらったのですが、やったことと言えば弁当の発注と買い出し、あと何故か車上荒らしの男役。車上荒らしの役は「車内にパソコンを置きっぱなしにしてるとこんなイタイ目に遭っちゃうかもよ」という被害パターンを紹介するために生み出された人物なのですが、その様相たるや、黒キャップにサングラス、でかいマスクに上下漆黒の長袖長ズボンという、自意識過剰な中堅芸能人といった具合のものでした。「どんだけ~」という感嘆詞は、恐らくこのような状況において使用するのが正しいのでしょう。

その後、私がロケ弁を買うため浅草の町を徘徊したり、セリフをチェックしたり、動かす必要のないモノを動かしてみたりしている間に、撮影は無事終了しました。今回感じたのは、撮影に必要なのは、体力と気合と繊細さである、ということでした。どれも私には欠けているものばかりなので、今後に一抹の不安を抱きつつ、中野ブロードウェイの一角に展示してあるハンディタイプのカメラをいつか購入したいと目論んでいる次第です。

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