ネットのむこうになにがある?

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外枠の知識のために、やっと読めた本。
梅田望夫『ウェブ進化論』

インターネットは、水や電気に対しての水道管や電線のように、ただ情報インフラのための機械の仕組みではなくもっと「やばい」ものということで、実感はある。けれど、「結局どういうこと?」というコトバがたくさんある。もちろんわからないことは山ほどある。そんな”あちら側”に関する大まかな考え方が、この本によってちょっとまとまった、と思う。(説明しろといわれても、たぶん無理ですが)
以前、”グーグル誕生”の本を借りたことがあったが、その時は、グーグルがどんなふうにすごいのかあまりわからず、創業者についても、才能ある若い技術者がはじめたベンチャー企業との認識しかなかった覚えが…(今読めばもっと勉強になったかもしれない)

「こちら側」の普通の風景…例えば一般の家の中や職場、学校など、写真や映像で残るのは、10年前と比べても多少パソコンが増えていたり新しい机やテレビが入っていたりという変化だけなのに、そこに映らない、「あちら側」の世界がとにかくすごい速さで確実に増殖していて、そこにある。最近かなり意識してしまう。

(本書の著者梅田望夫と、脳科学者の茂木健一郎による『フューチャリスト宣言』(同じく、ちくま新書)によると、もう10年弱、”パックス・グーグル時代”が続くだろうと予測されている。ポスト・グーグル時代にどのへんに居られるか、平和ボケしている場合ではなさそうである)

~おまけ~
『やさいのようせい』
NHK教育で、朝、5分間くらいの番組。
ふわふわで淡いいろがきれい!
gensaku.jpg←原作:N.Y.SALAD 天野喜孝

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…残念なことに、放送は終了してしまったらしいです。
(ちなみに後番組は、『うっかりペネロペ』になるそうです。)

comments

私も『やさいのようせい』いいと思う!!
独特の質感だよね。

さすが、りかこさん☆コメントありがとう。
レタスの羽(?)とか、きのこの動きとか、いいよね。
HPに確か放送が終わったと書いてあったけど、この前の土曜日偶然見ました!(お風呂で船旅ごっこの末、排水溝に流されてた。)きっとまだ終わっていないに違いない。

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