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澤田です。世の中にはいろんな業界があります。そして業界の数だけ、「業界用語」という特殊な言語が存在しています(と思います)。それらは専門用語とも異なり、もともとそのモノ(あるいは場所や時間)を指し示す単語が存在しているにもかかわらず、アナグラムのように文字を組み替えたり、感覚的なものを当てはめたりして構成され、“その筋”の方々によって使用されています。不思議ですね。
というわけで、校正記号ク~イズ。(なんか前にもこんなことをやったような…)
初級編
・トル 不要な文字を○○ときに使います
・イキ 間違えて「トル」を加えちゃったときに使います
中級編
・ゴ 割とよく使う字体です
・オモテ ○○にも表と裏が…
・□ ロじゃありません
上級編
・小キャップ 閉めないでください
・ナミ 盛らないでください
ということで、終~了~。
以上にあげた用語は、JIS規格によって定められた正式な校正記号です。本来ならば修正線といっしょに使うものなのですが。…というか、校正記号にもJIS規格があるなんて調べてみて初めて知りました。ちょっと驚きです。
それでは解答編
・トル 文字通り、不要な文字を取るための記号
・イキ 削除記号を訂正する記号。「もとの文章のまま」という意味から、「ママ」とも書かれる。
・ゴ 「ゴシック体に変更」という意味
・オモテ 表ケイ線(細め)と裏ケイ線(太め)があるようです
・□ 全角スペース空きを挿入する記号
・小キャップ 英文を「スモールキャピタル」に変更
・ナミ ボールド(太字)から普通の太さへ修正
いつの日にかシータクでチャンネーと一緒にギロッポンまで繰り出せることを夢にみつつサヨウナラ
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