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どうも、コンテクストの前田です。
ご無沙汰しております。
ここ最近は、某クライアント様のお仕事で連続ドラマの撮影をしていたわけですが、
今週の5/26(月)に無事、終了しました。
私を監督として任せてくれたクライアント、付き合ってくれたキャストの皆様ならびにスタッフの方々には感謝しております。 ありがとうございます。
まだ、編集も済ませておりませんので内容はもちろん何も公表できませんが、
私個人の自主映画の経験を含めても経験のない群像劇でした。
(多くのシーンでメインキャスト、サブキャストあわせて約10人が登場するというものです。)
良いものになるように編集もがんばります。
さて、群像劇といえば スティーブン・キング原作「ミスト」
監督は「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン。
「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」と聞いて、泣けるイイ話なのだろうと考えてはいけません。
今回は見事なホラー作品でした。
しかし…
宣伝の売り文句になっている衝撃のラストに・・・。
(別の意味で泣きそうな気分になります。 こう御期待です 。)
嵐の後、突如「霧」が発生。町を包み込みます。
しかもその霧の中には正体不明の「何か」がいて、人々に襲い掛かります。
たまたまスーパーマーケットに買い物に来ていた人々は店を締め切って自衛しようとするのですが・・・
とストーリーだけでもゾクゾクと来る作品ですが
カメラや照明ならびに音声、音楽の演出がすごいです。
「霧に閉じ込められた人々」の様子を手持ちカメラを多用するドキュメンタリータッチな演出で見せています。
部屋の明かりが消えたら突然画面がザラついたりします(つまりカメラのゲインがあがる)。
BGMは極力抑えられている・・・などなど。
おすすめです。
余談になるのですが、
監督のフランク・ダラボンは、企画発信当初は、
今回の実際の総予算の倍額で! とあるプロダクション、プロデューサーと
進めていたそうです。
しかし、エンディングを変えるよう指示されて、別のプロダクション、プロデューサーと
組み当初の半額で制作したそうです。
彼は、この作品で伝えたいもの(メッセージ)が変わってしまうから予算が半額になろうとも
エンディングは変えなかったのでしょう。
「この世の中で一番怖いものは、、、」というメッセージだったのかなと私自身は感じました。
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