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制作ガイドライン

――「わかりやすい」「理解できる」情報発信媒体を目指して

 

 読み手が「わかりやすい」「理解できる」と感じられる書籍、パンフレット、展示パネル、Webサイト、映像などを制作するため、弊社では以下の5つのガイドラインに準じ、制作を行っています。

(1)直感的に理解できるタイトル・デザイン直感的に理解できるタイトル

 どんなに内容が優れていても、書籍やパンフレットやパネル、Webサイトなどは、見た目の第一印象で「複雑」「難しそう」との印象を与えてしまうと、読んですらもらえません。「何を説明したものなのか」「これを読むことで何がわかるのか」を3秒で理解できるよう、タイトル、デザインなどを工夫することが大切です。

(2)段階的に理解していけるレイアウト・構成段階的に理解していけるレイアウト・構成

 タイトル・デザインが明解でも、その後に長文がだらだらと続けば、読む気をなくします。第一印象で読み手の興味喚起を促すことに成功したら、次は「小見出し」や「リード」(概要文)などを効果的に提示します。
  一目で「概要」がわかり、小見出し・リードを読んで「内容」がわかり、本文を読むと「詳細」がわかるといった具合に、読者が段階的に理解していけるよう、レイアウトや構成を工夫することが大切です。

(3)効果的な図版・写真の挿入効果的な図版・写真の挿入

 本文を読んだだけでは、よく理解できないことも、説明図を見ると一目りょう然というケースがあります。仕組みが複雑で、文章だけでは理解が難しいものは、わかりやすい図やフローチャートを提示することも重要です。
  また、図版や写真の割合は、全体の「30%以上」を一つの目安とすることで、読み手の興味を促し、読み進めていく上での負担感を軽減することができます。

(4)誰でも理解できる平易な文章誰でも理解できる平易な文章

  もちろん、文章も「わかりやすい」「理解できる」ものをつくる上で大切な要素です。大切なのは、専門用語はなるべく避け、平易な言葉で、リズム感のある文章でつづることです。弊社では、中学生や高校生でも、ある程度は理解できるかどうかを「わかりやすさ」の目安にしています。

(5)その他「ユニバーサルデザイン」への配慮その他「ユニバーサルデザイン」への配慮

 最近、製品や街づくりに採り入れられている「ユニバーサルデザイン」(UD)ですが、情報メディアにもUDがあるのをご存じでしょうか。具体的には、読みやすい文字サイズ、判別がつきやすいフォントの使用、色覚障害者への対応などが挙げられます。より多くの方々に、正しく情報を伝える上で、「情報メディアのUD」を意識することも必要です。

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